愛用ブラシ

ドッグ・ガイドによると「チェサピークの被毛は硬くて
粗いオーバーコートと羊毛のように柔らかいアンダ
ーコートから成るダブルコートで、被毛は油分を多く
含み、ウェーブがかかっている為、1週間に1回位の
ブラッシングで十分。非常に耐水性に優れており、あ
まり頻繁に洗うと被毛の油分が抜けてしまうこともあ
る為、基本的に被毛の手入れには時間をかける必要
はなく、シャンプーする必要もほとんどない。」そうだ。

なるほど、確かにお手入れという程のお手入れは必要
のないベス毛。しかし、家の中飼いである我が家では
主に埃を落とす事を目的として、朝夕のお散歩後に必
ずブラッシングをするようにしている。

これは、現在ベスが愛用(?)しているブラシ。
英国王室御用達ブランド【KENT】の、人間のベビー
用ヘアブラシで、柔らかい白豚毛は皮膚への刺激も
優しく、サイズも小ぶりで使い勝手がすこぶる良い。
“毎日のブラッシングは必要ないにも関わらず、埃を
落とすのを目的としてブラッシングする為のブラシ”
として、このブラシは最適なのである。

セレクトしたのは我が家のベス・グッズ調達担当で
ある夫。グッズ購入の際には何がしかのこだわりを
見せるグッズ大好き中年なのだが、このブラシにつ
いてはそのこだわりが大正解だったと言える。
しかし、時としてこのこだわりが行き過ぎてしまい
私には理解し難いグッズも実は少なくない。
例えばこのブラシ、

“馬にも使える艶出し用ブラシ”なんだそうだが

・・・馬に使える必要は無いんじゃないか?って
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強面

チェサピーク・ベイ・レトリーバーは強面だ。
琥珀色の小さな目が野性的できつい印象を与える
のだと思うが、はっきり言ってベスの顔も怖い。
例え犬好きであっても、この外見から判断して
いきなり撫でようなどとは考えないだろうと思う。
実際、いきなり撫でられる事など無いと言っていい。

過去に一度だけ、ほろ酔い気分の見知らぬおっさんが
「この犬は口に手ぇ~突っ込んでも咬まないんだぜぇ~」
と、同僚のおっさんが止めるのもきかずにベスの口に
いきなり手を突っ込んだ事があるが、それだって
シラフじゃ出来ないに決まっているのだ。
※確かにそんな事されても咬んだりしないベスだが、
正直言ってその時は「咬んじゃえっ!」と思ったけど。

で、そんな強面のベスだが、顔に似合わず人が大好きで、
人の股間はもっと好きという、迷惑な程に人懐こい性格である。

しかし、それでもやっぱり犬嫌いの人にとっては
強面=咬みつく という図式が成り立ってしまうらしく、
ベスを見た時の反応は往々にしてかなり大袈裟だ。
例えば、お散歩で普通に歩いているだけだというのに
「きゃ~」とか「怖いぃ~」とか「嫌ぁ~~」とか
言って、狭い歩道を横っ飛びしたりするのである。

これはあくまでも個人的な意見だが、そんな大袈裟な
反応をする犬嫌いは主に婦女子が多く、特にカップルで
歩いている女子に至っては、彼にアピールしてみたりする
のだから苦笑する。しかも大抵の場合、か弱そうなのは髪型
だけで、ベスに負けない強面&熊と闘えそうな屈強な体型の
持ち主だったりするのである。
絶対に、

・・・ベスの方が怖がってると思う。
伊豆:弓ヶ浜
またしても

お散歩コースに点在する桜の名所で
咲き誇るソメイヨシノを愛でながら

どうにか桜をバックにベスの写真を
撮りたいとあれこれ工夫をしてみたが

旧いデジカメに腕の悪いカメラマンでは、
高い位置で大きく広がる桜と体高の低いベス
をバランス良く写すのは至難の業である。

全く良い写真が撮れないまま早くも桜は散り始め、
昨年同様「ベスと桜」の記念撮影は失敗に終わりそう。

もっとも、「桜」に拘っているのは飼い主だけで
当の本犬の桜の季節の拘りは、これも昨年同様

・・・花見客が落していった美味しい匂いのするゴミである。
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