朝陽の中で
もはや・・・

これでも必要最低限。
ロングリードにおもちゃ、しっこ流し水、マナーポーチ、
訓練用カラー&リード、水飲みボウル、トリーツ、ビーコン、
カラビナ、虫よけスプレー、軍手、タオル、ペットシーツ、
これに途中で購入するミネラルウォーター(200ml)
が加わってベスのお散歩基本セットができあがる。

増える事はあっても減る事は無いこの大荷物を背負い、
歩いたり走ったり、遊んだり訓練したりと1~2時間。
更に、朝散歩担当の夫が不在の日には、朝・夕2回で
3時間以上をベス散歩に費やす事になり、その運動量
たるや、ちょっとしたスポーツ選手並みに思えてくる。

しかも、ベス散歩はただ呑気に歩いてなどいられない。
なぜなら、ベスが何とか自分のペースに引き込もうと
飽くなきチャレンジ精神を発揮するからだ。
脳みそをフル回転させて次から次へと小技をしかけてくるベス。
そしてその駆け引きに一瞬たりとも気が抜けない私。
これはもはや・・・

散歩じゃなくて修行である。
-------------------------------
グリムス(gremz)でエコアクション!!

ひゃ~、しおれてる。
更新が停滞すると、枯れてしまうの?!
ま、まずい・・・。
-------------------------------
封印
狼爪(Dewclaw)

他の指よりちょっと上についてる親指みたいなアレ、狼爪。
犬種や血統に関わらず、前肢にだけある場合と、
前肢・後肢の両方にある場合があるらしい。
しかも、同胎の兄弟姉妹犬でもその個体によって違ったり
犬種によっては後肢の狼爪が2本の場合もあるそうだ。

そんななんとも不思議な狼爪、除去されている事が
スタンダードになっている犬種も多く、ショーなどでは
減点の対象にもなると言うから驚きだ。

ベスの狼爪は生まれたときから前肢だけ。
チュートーイをガジガジする時など、両前肢で器用に
固定するのだが、その際に狼爪も活用していたりする。
とは言え、お散歩時に適度に摩耗して爪切りいらずな
他の指の爪とは違い、狼爪だけは放っておくと伸び放題。
ベスの狼爪は、爪切り担当(夫)がさぼりがちだったお陰
で、あっという間にプチ魔女爪化してしまったのである。

そうなると、どこまで血管が伸びているか分からない黒爪は
一気に短く切ってしまう事ができない。
なのでチビリチビリと慎重に切り続けること、約2か月。

やっと納得のいく長さにはなったけれど、どうも変。
狼爪ってこんな形だっただろうか?
いったい

・・・何が変?
38℃

湯船に浸かり、シャワーで汚れを落としたら

タオルを巻いて出てきて

スリスリ・ゴロゴロ・ブルブル

と、これを何度か繰り返してタオルドライ

最後に軽くドライヤーをかけて、ベスのバスタイム終了。
所要時間は約1時間。
こう書くと楽チンに思えるかもしれないがとんでもない、
大人ふたりがかりでもかなりの大仕事だ。

特に、なぜか湯上り時にハイテンションになるベスを
狭い脱衣所で乾かすのは、それだけで息切れ状態。
更に、ベス毛だらけになった脱衣所の掃除機かけやら
お風呂掃除、バスタオルの洗濯&干し作業など
後片付けにも相当のエネルギーを使うのである。
しかし、そんなヘトヘトの飼い主には全くお構いなく
バスタイム後にはミネラルウォーターを飲んで
まったりくつろぐ、相変わらず殿様気分のベス。
しかもこの殿様犬、

・・・湯加減は38℃じゃないと気に入らない。
| ホーム |