ベスという名のチェサピーク・ベイ・レトリーバー

コテージから延びる緑の中の一本道

その先にあるのは




眼下の猪苗代湖を一望できる牧草地。




広大な緑の中で




開放感いっぱいに




大喜びで走り回るベス。




朝夕にこの牧草地を駆け回り




コテージに戻って水浴びをする




と言うのが日課だった３日間。




相変わらず我が家の旅行は、ベス大満足・飼い主ヘトヘト。

それにしても




・・・気が付けば、私の写真が１枚も無いじゃないの、夫。

「熊の目撃情報あり」の遊歩道を




ベスを先頭にして１０分程下って行くと




清流が磨き上げた白い岩が美しい川岸に出る。




裏磐梯の紅葉の名所、中津川渓谷。




どこまでも澄んだ水は氷のように冷たいが




もちろん迷う事なく飛び込むベス。




流れに逆らって泳げば前に進まず




流れに沿って泳げばどんどん流され




それでも対岸の大きな岩や
流れ落ちる小さな滝を目指して必死に泳ぎ




偶然流れて来た葉っぱを追いかけて




つかまえて遊ぶ。




おもちゃなんて無くても、
ベスにとっては充分刺激的で楽しい場所。




原生林と清流と白い岩と川の流れる音だけの場所で
人も犬もあっと言う間にマイナスイオンに満たされる。




・・・しかも全く同じポーズでね、夫。


まだまだ続く　＝＝＝＝＝≫

車に乗った時点でワクワク顔のベス。




途中休憩のサービスエリアでも、耳が持ち上がる程ご機嫌。




高速を使って約３時間半、着いた先は猪苗代湖。




今まで海や川で泳いだ事はあるが、湖は初めてだ。




念のためにライフジャケットを着せてＧＯ！




海や川での時と同様に、躊躇なく飛び込んで泳ぐものの




なぜかすぐにあがって来てしまい少し様子が変。




何度も飛び込んでは行くが、やはりどこか動きがぎこちない。

「海と違って浮かないからだろうか？」




と思ったら全く違った。

ライフジャケットを脱がせたら嬉々として




泳ぐ




泳ぐ

・・・あぁ、また必要の無いもの買っちゃったね、夫。


次回へ続く　＝＝＝＝＝≫

楽しいプール遊び




今日はゲストのボホスくんと一緒。




ところが、ボホスくんがプールで遊ぼうとするとガウるベス。




仕方なく順番でプールに入って遊ぶが




それすら気に入らない様子。




プール遊びの後のまったりくつろぎタイムになっても
まだ何か心にひっかかるものがあるらしき顔つき。




そんなベスに、困った顔のボホスくん。

ついこの間までテリトリー意識など感じさせなかったベスが
３歳を迎えてテリトリー意識ＭＡＸ犬になってしまったのだろうか？




それにしても、たかがビニールプールごときで

・・・なんて心の狭い奴。

ボーダーコリーのゴンザレスくん、通称ゴン。




社長であるパパと一緒にオフィスに出勤するゴンの肩書きは

　“ 営業部長 ”




そう、ゴンは会社のお偉いさんなのだ。
もちろんそれは名ばかりではなく、
人相手でも犬相手でもかなりの世渡り上手っぷり。




気が付くとおいしいところを全部持っていってる、
やり手の営業部長なのだ。




そんなゴンと遊ぶのが好きで、
それ以上にゴンのパパが大好きなベス。
朝散歩で出会ったゴンパパにまとわりついて良い子アピール。




ゴンとパパが遊んでいるのもかまわず、思いっきりおじゃま虫。




「あのねベス、そんなにまとわりついても
　ゴンパパんちの子にはなれないよ。
　それから、ディスク遊びでゴンに勝てなくて
　ふてくされた態度をするのはみっともないから止めなさいね。
　あと、ゴンのおもちゃを奪って逃走したりしても
　誰も相手にしてくれないって事、いい加減学習してね。
　それから、それから　etc.」




・・・ダメだ、ゴンパパに夢中すぎ。

水遊びが大好なベスは準備段階から既に大興奮
うろちょろしながら「ウピウピ」「フガフガ」と大はしゃぎ。

真夏日だった日曜日、我が家のプール開きをした。




プールと言っても豪邸の広い庭にあるようなアレじゃなくて
駐車スペースに展開しただけの、こんなちまちましたビニールプール。

しかし、侮るなかれ




ベスは熱中症の心配なく運動ができてシャンプーも済んでしまうし




飼い主はビールでも飲みながら時々ボールを投げていれば良いし




一石二鳥で、お散歩が辛い夏にはかなりお得感が大きいのだ。




しかも、１時間も遊べばベスは大満足＆飼い主はほろ酔い気分。

ただ、このプール遊び・・・




車を近くの駐車場に移動してスペースを空け
木製フェンスをネジ調節しながら設置し
ビニールプールに空気を入れてから水をはる




と、準備と片付けにそれぞれ汗だくで軽く１時間

・・・なんかお得じゃないような気がしてきた。

いつもの夕方のお散歩ルート。




この通りの反対側にはスケボーパークがあって、
いつもイケてるメンズのスケートボーダー達が技を磨いている。




スケボーについては全くちんぷんかんぷんな私が見ても、
高度なスケートボーディング（たぶん）。
すごいスーパープレー（たぶん）。




だから毎回ついスケボーパークに注目してしまうのだが、
実はベスもこのパークをかなり気にしているのだ。

なぜならば、




ほら




このとおり




いつもありがとう



イケてるメンズのスケートボーダーの

・・・おじさん。

朝７時、少し蒸し暑いものの




そよぐ風はまだ冷気を残しているし
空気も澄んでいて気持ちの良い朝散歩。




駅前辺りでは足早に改札口へと急ぐ通勤の人の流れ。
皆一様に渋く厳しい顔つきだ。




しかし、そんな眉間に皺を寄せた企業戦士であるおじさま達
なぜかベスを発見すると途端にやわらかな表情になり、
「にこ」っと微笑みかけて通り過ぎて行く。

一体ベスの何が企業戦士をリラックスさせるのか？




たぶんこの、のほほ～んとした顔。

・・・緊張感ゼロ。